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About Us

 

瀬戸内オリーブ基金は豊島での産業廃棄物不法投棄事件の調停成立をきっかけに、建築家の安藤忠雄氏と、豊島事件弁護団長の中坊公平氏が呼びかけ人となって設立したNPO法人です。2000年の設立以来、瀬戸内の美しい自然を次の世代に引き継ぐことを目的として活動しています。

当基金に寄せられた全国からの寄付により、平和の象徴であるオリーブを豊島の人々が植樹し、現在、新鮮なオリーブオイルができるようになっています。

豊島OLIVEの商品の販売代金は、瀬戸内の美しい自然を維持、再生するために使われます。瀬戸内オリーブ基金は、瀬戸内の環境保全活動を行う団体や個人に資金を助成し、自らも豊島の自然再生や海洋ごみを減らすプロジェクトに取り組んでいます。

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Message from Tadao Ando

 

​20世紀の産業発展により、人々の生活は経済面では豊かになりましたが、環境破壊によりいくつもの負の遺産が生まれました。瀬戸内海でも、かつての美しい風景は各所で破壊されました。

失われた緑豊かな環境を取り戻すことで、この瀬戸内を、人と自然が共存する美しいふるさととして次代を生きる子どもたちになんとか残していきたい。そんな思いを込めて、豊島の産廃事件で闘ってこられた中坊公平さんとともに「瀬戸内オリーブ基金を」たちあげたのは、2000年のことです。以来、地道に緑化活動を続けて来ました。

瀬戸内海は広く世界の海につながっています。海を美しくすることが森を育て、美しい森が美しい海をつくります。私たちが前世紀で失ったもの。それをしっかり認識し、取り戻す努力を続けていくためにも、今後ますます活動に力を注いでいきたいと考えています。

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​建築家 安藤忠雄

 

1941年大阪生まれ。一級建築士。

独学で建築を学び、1969年安藤忠雄建築研究所設立。1997年から東京大学教授。現在、名誉教授。2000年から瀬戸内オリーブ基金理事。

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